えひめハタラク研究所

ハタラクこと、組織づくりのこと、おカネのこと、愛媛から発信します。2019年開業しました!20代・社労士・独立系FPです★

老後2000万円問題の何が「問題」なのか【vol.017_ハタラク通信】

世間を騒がせた「老後2000万円問題」。
恥ずかしながら、テレビをほとんど見ていない私は、
騒動の数日後、実家の父親から話を聞きました。

「今、老後2000万円必要って言われて。
公的年金じゃ足りんって大問題なんよ」

「えっ?なんでそれが騒動になるん?フツーの話やろ。」


父親との世代差も大きいかも。私はデフレがしみついた「ゆとり世代」、夫は職を転々との「氷河期世代」の夫婦なんで…

2,000万円の根拠

2,000万円という金額はどこから出てきたのか?
現在の高齢夫婦無職世帯の、月の平均収支が「5万円の赤字」なんです。
65歳から95歳までの30年間だったら、
54,520円×12カ月×30年=1,962万円

…ということで、平均額を必要な期間かけただけのシンプルな数字(^^;)
私もセミナーのレジュメで、この「赤字5万円」のキーワードを使ったことがあります。
マイナーな資料でもないんです。

しかも、この高齢世帯の支出を見てみると
交際費 27,000円
娯楽教養費 25,000円
被服費 6,000円
…と

けっこー余裕のある生活じゃない?(-▽-;)
と感じます。
「2,000万円ないと食べていけない」ではなくて
「余裕のある生活をしたいなら2,000万円ぐらいは必要」
と言ったほうがよさそうです。

老後資金だけじゃない

2人で2,000万円っていうのはそんなに突飛な数字でしょうか?

たとえば

教育資金はすべて公立を選んでも790万円…
こども2人なら1,580万円
ちなみに全て私立だったら1人で2,200万円

マイホームの値段は、2,000万円?3,000万円??

生命保険だって、月2万円を20~60歳まで毎月払ったら960万円です。

そう、もっとお金のかかるものは他にもありますよ。

世の中じゃなくて、我が家に目を向けよう

老後2,000万円問題を、
聞いてない!と嘆いて、そっぽを向いてしまうのは簡単です。

でも、老後、年金だけで、余裕のある生活はできない。
これは変えようがない現実です。

早くから知って、備えていれば、できることはたくさんあります。

20歳から、月2万円を積み立てていたら?
60歳で960万円貯まります。
夫婦2人で積み立てれば1,920万円です。

年利3%の商品で複利運用すれば、同じ金額(960万円)を
月11,000円の積立で準備できます。

貰える年金が夫婦で200万円しか無かったとしても、
受け取りを5年間遅らせれば、年金額は1.4倍、284万円に増えます。(すごい増え幅…。)

どんな行動を起こすかにしても、
まずは、自分に必要な金額を把握しておかなければいけません。

「老後2,000万円問題」での一番の問題は
「自分の老後、お金がいくら足りなくなるのか、計算すらしたことない人が多い」ということだと思うんです。(ちょっと言いすぎでしょか…)

で、結局どうしたらいいの?

本当に自分に足りない金額がいくらなのか?
把握するところがスタートです。

① 将来の年金額を計算する(ねんきん定期便→ねんきんネットにログインすれば簡単です)
② 自分の収支の水準で、月いくら赤字になるのか
③ 退職金、個人年金、生命保険など、準備してあるお金がいくらになるか
④ 我が家に不足しているのは***万円!!

総額でいくら必要なのか?分かれば、
そのために、月いくら準備したらいいのかも分かりますね。

⑤ 老後資金のために月***円を準備する

一過性の話題として忘れ去ってしまいますか?
今からでも行動に移してみますか?

成果が出るのは、10年、20年…
私たち20代であれば、40年後です。

あなたは、どちらの行動を選びますか?