私が社労士試験を受けようと思ったワケ
私は、社会保険労務士試験に合格するまで
実在の「社労士さん」と会ったこともなければ、
見たこともありませんでした。
育児休業の手続きをとる時に、
会社の顧問社労士さんと、一度電話で会話したことがある…ぐらい。
今までの人生で「社労士」と全くなじみがなかった私が、
そもそもなんで社労士試験を受けようと思ったのか??
結論から言うと、そんな大それた理由はありませんでした。
私もこう…なれない?
18歳のころ、あこがれていた不動産業界へ就職した私。
この不動産会社の上司を、今でも人生の師と慕っているのです(以下、師匠と呼びます)
勤めてきたのは大手不動産会社ばかり、バブル時代も含め、数々の案件をこなして積み上げてきたキャリア…
すらすら出てくる法律知識、研ぎ澄まされてる勘…(かっこえー)
すごーく眩しいキャリアでしたが、同時に
ひよっこ宅建士で事務員の私からは「自分もこうなれる」とは思えないくらい、遠い雲の上のものでした。
当時から
「夫より稼ぐ!自分の稼いだお金で子供を学校に行かせるんだ!」
と息巻いていた私にとっては
『どうやって、自分の手で稼いでいくか?』ということが
常に頭の片隅にありました。
で、私も師匠みたいになれるか、というと………うーん
なかなか、イメージできません。(-"-)
次は何にしよう、ってことで
当時から資格を取るのがライフワークで、3カ月~6カ月スパンで何か受験していました。
宅建、FP、簿記、漢検…などをクリアしていくなかで、
もっとレベルアップしたい!
と、底をつかない知識欲。
「税理士は?」
「司法書士は?」
…って、事務所に来訪するお客様もからも、
いろいろ勧めてもらいました。
そんな折、師匠から
「不動産業をやりながら、社労士って仕事をやっている人がいるよ。」
おそらく、これが私の人生の中に
初めて「社労士」というワードが登場した場面です。
(へぇ~社労士かぁ。)
それまでの人生で、お金コンプレックスと貧乏性が染みついた私。
社会保険・年金、という分野はFPとも親和性があるし
(もっとおカネに詳しくなれるよな~。)
と、興味を持ったのです。
結果、当時書いていた受験カレンダーがこれ。
「次、取る資格は、社労士。」
という思いが、それからずっと、頭のどこかにありました。
20歳で結婚、1人目、2人目と子供を産み育てながら、
(社労士の受験資格をクリアするために)行政書士試験を受け
2年目の受験で、社労士試験に合格したのが26歳でした。
別に動機は立派じゃない
こうして振り返ってみても、
社労士試験を受験しようと思った動機には
崇高な目的も、大きなヴィジョンも存在せず
もっともっと知りたい
ただ自分の知識欲を満たしたい
そんな純粋な「欲」であったな、と思います。
計画的、とよく人に称されますが
意外と欲望に素直に生きてるのかもしれません。。
ではまた^^)/~~