就職したらまず…やってほしいこと【vol.002_ハタラク通信】
高校生の時、アルバイトをしていたハンバーガー店でのことです。
給料日前になると...
「財布に、あと、50円しかないわ。おなかすいた…」
とバックヤードでうなだれている大学生のセンパイの姿…。
それを見た高校生の私は
「えぇ~っ!お財布のおカネ無くなるまで使うなんて…。
そんなん、怖い、ようできん(できない)。」と
時は経て、社会人になった私。
お財布に50円しかない……なんてことはまさか
ありました。
つい先週、お昼休みに会社近くのスーパーで買い物を済ませ、レジに…
あれっ?
財布にお札が…ない
小銭は……
20円……ってことがありました。
さて、表題に戻りまして「就職したらまずやってほしいこと」
私がぜひ、新社会人の方にお願い(!)したいのは
「家計簿をつけること」です。
あの大学生のセンパイが、お財布残高50円になってから「お金がない~」と言っていたのは
手元にあるおカネ=使えるおカネ
でなんとな~く、無くなるまで大丈夫、と使っていたからではないでしょうか。
(先週の私にも。自戒を込めて、振り返りたいと思います。)
ちまたには色々な節約ワザがあふれています。
が、まずは自分の支出を正しく把握しないと、その効果は限定的なものになります。
節約したい!お金を増やすために何かしたい!と考えるのならまず
現状を把握することが大切なのです。
家計簿をつける目的は「現状を把握」することにあるので、
収支がぴったり合っていなくてもいいのです。
自分のおカネは、どういったものに使われているのか?
どういったものに使われるべきなのか?
全体像をぼんやりとでも把握できたのなら、もう
自分とおカネの素敵な関係、
そのための一歩は踏み出せているはずです!